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SBI新生銀行の定期預金とハイパー預金の使い分け
SBI新生銀行の円定期は満期まで金利を固定する預金、SBIハイパー預金はSBI証券と連携する変動金利の預金です。ハイパー預金の金利は10月13日から年0.60%に改定されました。預ける期間だけでなく、満期後の資金の戻り先や証券口座への入金方法まで確認して選びましょう。
SBI新生コネクトは10月16日に終了し、10月19日以降の自動入出金は実行されません。切替の申込、利用開始、必要な資金の振替は別の段階で、円普通預金にお金を残すだけでは次回の投信積立に間に合わない場合があります。
2026年10月14日時点/更新日:10月14日。ハイパー預金の金利改定日は10月13日。金利は税引前の年利です。

定期は満期まで固定、ハイパー預金は証券口座と連携する
資金を使う時期が決まっているなら円定期、SBI証券の買付けに使う待機資金ならハイパー預金が候補です。口座名が似ていても、金利の決まり方と資金の出し方は異なります。
| 商品 | 対象・最低額 | 資金が戻る時期 |
|---|---|---|
| パワーダイレクト円定期預金30/100 | 個人のパワーフレックス口座からネット申込。1口30万円/100万円以上。 | 選んだ満期日。自動解約で円普通預金へ戻る。 |
| スタートアップ円定期預金 | 新規口座向け・利用期限あり。ネット1口30万円、店頭500万円以上。 | 現在の取扱期間は3カ月・1年。満期に円普通預金へ戻る。 |
| SBIハイパー預金 | 同一名義の銀行・SBI証券口座と連携申込が必要。1円から。 | 期間の定めなし。出金は円普通預金への振替などで行う。 |
円定期は申し込んだ日の利率を満期まで固定します。ハイパー預金は日々見直す変動金利です。ハイパー預金へ移したお金を定期預金の元本として二重に数えたり、定期の元本を証券の買付余力として使ったりはできません。
出典:パワーダイレクト円定期預金の条件、スタートアップ円定期預金の対象・期限、SBIハイパー預金の商品説明書(PDF)。
SBIハイパー預金は10月13日から年0.60%
銀行の10月13日のお知らせでは、SBIハイパー預金の金利は税引前年0.60%に改定されました。利息は毎月受け取れますが、年0.60%は1カ月で元本の0.60%が増えるという意味ではありません。
100万円を30日間置き、毎日の最終残高と年0.60%の金利が変わらない条件なら、税引前利息は「100万円×0.006×30÷365」で約493円です。税率20.315%を一括で差し引く単純概算は税引後約393円になります。金利や残高が変われば利息も変わります。
この概算は円単位の四捨五入で、実際の積算額や国税・地方税それぞれの端数処理、利息の組入時期とは差が出ます。手数料は含みません。生活費を出し入れするなら、利息だけでなく資金移動の回数や費用も見てください。
出典:SBI新生銀行の10月13日金利改定のお知らせ、日々の最終残高・365日基準の利息計算、国税庁「利息を受け取ったとき」。
コネクトは10月16日終了。積立の引落先と次回発注日を確認する
SBI新生コネクトの投信積立自動入金・自動出金は、2026年10月16日(金)が最終実行日でした。10月19日(月)以降は実行されません。ハイパー預金へ切り替えた後の投信積立は、円普通預金からではなくハイパー預金から資金を引き落とします。
- SBI証券の「投資信託」→「積立設定一覧」で、次回発注予定日と必要額を確認する。
- 銀行アプリまたはパワーダイレクトからハイパー預金を申し込み、SBI証券側で利用開始手続きを行う。
- 利用開始を確認して、円普通預金からハイパー預金へ必要額を振り替える。
- 発注に必要な時刻までに残高が足りるか確認する。利用開始が間に合わない場合は、SBI証券の預り金へリアルタイム入金する方法もある。
申込だけで、円普通預金にあるお金がすべてハイパー預金へ移るわけではありません。ハイパー預金にもSBI証券の預り金にも資金がなければ、10月20日以降の投信積立が発注されない場合があります。積立設定をそのまま引き継げても、資金の置き場所は確かめてください。
10月20日発注分の入金期限は経過。発注結果を確認する
次回発注予定日が2026年10月20日の投信積立は、同日0時までにハイパー預金またはSBI証券の預り金への入金が必要でした。既に期限は過ぎているため、SBI証券の注文・約定状況を確認してください。これから入金すれば当該発注に間に合うとは限りません。
既に銀行・証券の両口座を利用している人の通常の目安は、平日15時までの申込なら当日17時15分頃、15時以降や休日の申込なら翌営業日17時15分頃です。初期設定やメンテナンスなどもあるため、予定時刻だけで完了したと判断せず、利用開始と残高を実際に確認してください。
ハイパー預金の申込に伴いコネクトは自動的に解約されるため、別途コネクトを解約する手続きは不要です。切替後にコネクトへ戻すことはできません。
出典:SBI新生コネクトの終了スケジュール・発注日の具体例。自分の次回発注日が異なる場合は、同ページの資金拘束時刻と照合してください。
ハイパー預金への入金は、円普通預金から振り替える
ATMや他行からの振込で直接ハイパー預金へ入金することはできません。まずSBI新生銀行の円普通預金へ入金し、その後に振り替えます。銀行口座と同一名義のSBI証券口座が必要で、他社の連携預金を使っている場合には休止などの条件があります。
アプリでは「SBIハイパー預金」→「振替」と進み、振替メニューと金額を選んで確定します。普通預金へ戻してからATMで引き出したり、他行へ振り込んだりできます。定額自動振替を利用すれば、円普通預金から指定した頻度で資金を移せます。
証券で買付けをすると、支払いに必要な金額が拘束されることがあります。ハイパー預金の残高より出金可能額が少ないときは、SBI証券の取引状況・受渡日を確認してください。買付けに充てた株式や投資信託は銀行預金ではなく、値下がりするリスクがあります。
出典:ハイパー預金の申込・振替方法、SBI証券での取引時の資金振替の流れ。連携預金の違いは証券会社と連動する預金でも確認できます。
円定期は1口の最低額と満期日を先に決める
パワーダイレクト円定期預金30は1口30万円、100は1口100万円以上、いずれも1円単位です。期間は1・3・6カ月、1・2・3・4・5年。円普通預金からネットで振り替えて申し込みます。100はステップアッププログラムの優遇対象なので、100万円以上でも商品区分と自分のステージの金利を照合してください。
50万円を30万円と20万円に分けると、20万円の明細は30万円の最低額を満たしません。30万円の明細を二つ作るには60万円必要です。近い支出の分は普通預金へ残し、満期まで置ける金額だけを定期にしましょう。
- パワーダイレクトの「円預金」→「円定期預金」の「お預入れ」を開く。
- 「パワーダイレクト円定期預金(インターネット専用)」を選び、30万円以上・100万円以上の区分、期間、金額を指定する。
- 当日の適用金利と満期日を確認して確定する。新規口座向けを利用する場合は「スタートアップ円定期預金」を選ぶ。
どちらの定期も自動解約型のみです。満期日に元本と利息が円普通預金へ戻り、同じ金利で自動継続することはありません。通常の満期日は預入日の応当日で、月末の預入や応当日がない場合は所定の月末になります。
満期後にハイパー預金を使う場合も、普通預金へ戻った資金を振り替える必要があります。満期後の使い道は、定期預金の満期と利息、他行の商品は預入期間別の金利比較で確認できます。
出典:円定期預金の商品区分・期間、円定期の申込手順、パワーダイレクト円定期の満期・計算条件(PDF)。
短期間で受け取りたい資金は、2週間満期預金の自動解約型への変更期限と受取手順も確認してください。初期設定のままでは満期ごとに元利継続されます。
旧パワーステップアップ預金や預金2を保有している場合は、契約名・満期の仕組み・利払日と通知の見方を確認してください。どちらも募集停止中で、預金者からの中途解約は原則できません。
スタートアップの期限は、口座開設月を含む3カ月目の末日23時
開設日から丸3カ月後ではありません。2026年8月開設なら10月31日23時、9月開設なら11月30日23時、10月開設なら12月31日23時が原則の預入期限です。店頭申込は窓口営業日の営業時間内となります。
現在の取扱期間は3カ月と1年で、ネットは1口30万円、店頭は500万円以上です。対象期間内なら複数回の預入ができますが、以前の口座を解約して開き直しても新規口座向けには申し込めません。金利は口座開設日ではなく、定期を預ける日の金利を確認します。
たとえば10月開設の人が10月14日に3カ月ものへ預けると、通常の満期は2027年1月14日です。新規口座向けの期限12月31日を過ぎるため、満期後も同じ商品を繰り返せる前提で年利を比較しないでください。
途中解約の利率と、同じ銀行の預金を合算する保護範囲
円定期は、銀行がやむを得ないと認める場合を除き、満期前の解約はできません。インターネットでは預入日当日の解約もできません。パワーダイレクト円定期の1カ月〜2年ものは、実際の預入が6カ月未満なら解約日の所定の普通預金利率、6カ月以上1年未満なら約定利率の50%が中途解約利率です。3年以上の契約は別の掛目になります。
比較に使う普通預金利率は、スタンダードステージ・100万円未満の区分です。ハイパー預金の年0.60%を解約利率として使うわけではありません。スタートアップ3カ月ものも中途解約では所定の普通預金利率となり、1年ものは6カ月以上1年未満で約定利率の50%です。
円普通預金、ハイパー預金、円定期を分けても、預金保険は同じ銀行で対象預金を合算して、1人あたり元本1,000万円までとその利息が保護範囲です。普通・ハイパーに合計300万円、定期に800万円あれば対象元本は1,100万円となり、1,000万円を超える部分まで必ず全額保護されるわけではありません。
SBI証券で買った株式や投資信託は銀行預金保険の対象ではありません。預金から投資商品へ資金を移すときは、元本保証のある待機資金とは区別してください。大きな金額は1,000万円以上の預金の分け方も参考になります。
出典:パワーダイレクト円定期の中途解約条件(PDF)、スタートアップ円定期の解約条件(PDF)、金融庁「預金保険制度」。
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