定期預金金で銀行を活用(HOME)>定期預金の基礎知識>定期預金をする前に読むコラム>定期預金の預入期間。最適な期間はどのくらい?
定期預金の預入期間。最適な期間はどのくらい?
この記事は2012年当時の情報をもとにした過去コラムです。金利、税制、商品条件、制度は現在と異なる場合があります。現在の定期預金選びでは、最新の公式情報と最新ランキングをあわせて確認してください。過去記事としてお読みください。
定期預金を組む時に悩むのが、「何年」の定期を組むか?という期間ではないでしょうか。通常預入期間が長くなるほど金利も高くなるのが一般的なので、できるだけ長期の定期預金に組み入れる方がお得になります。一方、長期の定期を組むというのはその間の資金が拘束されるリスクがあるということの裏返しでもあるのです。今回は、定期預金の預入期間の最適解を探っていきます。
定期預金の預入期間と長短とリスク・リターン
基本的に定期預金には下記のような性質があります。
・預入期間が長くなるほど金利は高くなる。
ということはできるだけ長期間お金を預ける方が、それだけ高いリターンを得ることができるということになります。これはみなさんもお分かりかと思います。
じゃあ、この預金期間が長くなることによるリスクにはどんな点があるのでしょうか?
- 長期間資金が固定されてしまうリスク
- 預金期間中に市場金利が上昇する期間損失リスク
長期間資金が固定されるリスク
これはわかりやすいかと思います。たとえば5年の長期定期を組んだ場合、その預金は5年間自由にできません。もっとも途中解約は可能ですが、途中解約をするとせっかくの高金利が無駄になってしまいます。
(参考:定期預金と途中解約)
このリスクに対する対応としては、資金を細切れにして運用することである程度解決できます。たとえば500万円の余裕資金があり、定期預金で運用する場合。
300万円:長期間運用できるお金(長期の定期預金)
100万円:中期で運用するお金(満期1年程度の短期定期預金)
100万円:中期で運用するお金(満期1年程度の短期定期預金)
こんな感じにしておきます。300万円は絶対に解約しない分。残りの100万円×2はやや短期の定期預金にしておきます。万が一資金が必要になった時はいずれか100万円の片方(または両方)を解約することで対応します。分け方と金額についてはご自身の家計と相談することになるかと思いますが、一つの定期にバーンと預けるよりは分けた方がリスクは低くなります。
投資格言でも「一つの籠にすべての卵を盛ってはいけない」という言葉があります。このように預金を複数に分散することでリスクを分けることができるのです。
預金期間中に市場金利が上昇する期間損失リスク
これは、定期預金が預金時の金利に連動してしまうという点によるリスクです。将来金利が上昇すると通常定期預金の金利も上昇しますが、過去に契約した定期預金の金利はその金利が適用され続けます(固定金利)。
たとえば、 預金期間5年・金利0.5%という定期預金に入ったとします。2年後金利が上昇して、今では預金期間5年の定期預金の金利には3%という金利が付くようになっています。こうなったとしても2年前に契約した定期預金の金利は0.5%のままです。
(解約して入りなおすということはできますが、それまでの期間が無駄になってしまいます)
これが「機会損失リスク」です。これに対する備えは、長期の定期預金には入らないということです。1年満期程度の短期の定期預金を更新し続けるというのもよいかもしれません。
定期預金コラム一覧
・2026年夏、定期預金に再注目。金利上昇局面で見たいポイント(2026年6月)
・定期預金残高9年ぶり低水準、普通預金残高過去最高(2017年3月)
・マイナス金利で定期預金を100万円しても年80円しか利息が付かない(2016年4月)
・日銀が導入したマイナス金利で定期預金もマイナス金利になる?(2016年4月)
・トヨタの元本保証株式は定期預金の代わりになるか(2015年6月)
・2015年夏のボーナス。貯金するという割合は減少(2015年6月)
・おひとりさまの老後に必要なお金と年金(2014年3月)
・地方銀行の預金が減少、預金減少時代と銀行の対策(2014年2月)
・気づいたら貯金ゼロ。 約3割の世帯が貯金ゼロの時代(2013年8月)
・2013年夏の定期預金ボーナスキャンペーン始まる(2013年6月)
・オリックス銀行のeダイレクト金銭信託は買いか?(2013年5月)
・2013年5月の定期預金金利は下落(2013年5月)
・2013年4月の預金金利はさらに下落へ(2013年4月)
・インフレ時の定期預金は損な商品なのか?(2013年2月)
・仕組預金は解禁へ「ペイオフ対象外は利息部分のみ」(2012年11月)
・積立預金(定期)はお金をためる第1歩(2012年8月)
・仕組預金は愚か者向けの金融商品なのか?(2012年7月)
・確定拠出年金と定期預金(2012年6月)
・定期預金と証券会社のMMF、どっちがお得? (2012年5月)
・定期預金特別金利キャンペーンで注意したいポイント(2012年4月)
・定期預金の預入期間。最適な期間はどのくらい?(2012年4月)
・個人向け国債(個人向け復興国債)と定期預金はどちらがお得?(2012年3月)
・ペイオフ対策はしておくべき?それとも不要? (2012年2月)
関連するマネー情報
このページのテーマに近いマネーライフハックの記事・カテゴリです。定期預金以外の判断材料として補助的に確認できます。
銀行をお得に活用するには、預金金利だけでなく、満期後の自動継続金利、給与受取、口座振替、振込手数料、ATM手数料、ポイントプログラムなどもあわせて確認するのがおすすめです。定期預金の金利が高い銀行でも、普段使いの手数料が高ければ総合的なメリットは小さくなることがあります。
Category & Menu
定期預金を活用して有利に資産を運用していこう。ネット銀行のおすすめネット定期や特徴ある預金を徹底分析していきます。
