仕組預金は愚か者向けの金融商品なのか?

円預金のイメージ

この記事は2012年当時の情報をもとにした過去コラムです。金利、税制、商品条件、制度は現在と異なる場合があります。現在の定期預金選びでは、最新の公式情報と最新ランキングをあわせて確認してください。過去記事としてお読みください。

仕組預金というと、非常にリスクの高い金融商品として低い評価をされる方が多いようです。特に金融や投資商品等に詳しい方からすれば、リスクがあり、おすすめできる商品ではないと断罪される方もいらっしゃいます。今回はこうした仕組預金という商品は本当に愚か者に対する商品なのかどうかを考えていきたいと思います。

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仕組預金はリスクとリターンを分解して組み合わせた商品

そもそも仕組預金って何?というかたは「仕組預金とは」のページをご覧ください。本ページは仕組預金についての基本はご存じという前提ですすめます。

仕組預金は預金という仕組みに、様々なオプションを組み合わせて存在している商品です。

たとえば
SBI新生銀行 パワーステップアップ預金
楽天銀行 楽天ステップアップ預金

これらの仕組預金は預金を「銀行が任意のタイミングで解約できる」を銀行に対して預金者が譲渡する代わりに「高い金利」を受け取ることができるように設定されています。

これがバーター(交換)されているわけです。この預金のケースでは「銀行が任意のタイミングで解約できる」 ということにより発生するリスクと、これらの仕組預金によって受けられるリターンを比較して、投資判断をする必要があります。

じゃあ「銀行が任意のタイミングで解約できる」ということにより発生するリスク(デメリット)を考えていきます。

  1. 市場金利が上昇した場合、銀行は「解約しない」選択をすることになる。そのため、将来金利が上昇した時の「金利上昇時に得られる金利収入が得られない」というリスク。
  2. 預金期間中に解約ができないリスク。解約した場合は元本を下回る可能性が極めて高いというリスク。

以上の2点が挙げられます。このリスクを飲む代わりに高金利の利息を受け取ることができるわけです。このタイプの預金は満期まで保有すれば表面上のリスク(元本が目減りするリスク)はありません。

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